[ニューヨーク・タイムズ]ダイエットしたければ「運動を増やす」より「食べる量を減らす」ほうがはるかに重要である[海外]

体重を減らすには、食べる量を減らすほうが運動するよりはるかに重要である

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マンハッタンイーストサイドで運動する人々。エクササイズにはおおくのメリットがあるのは確かだが、体重をへらすという点に関していえば、ベストな選択とはいえない。多くの研究がそれを証明している。

引用:The New York Times

私の家族がすきな番組に「ザ・ビッゲスト・ルーザー」がある。(訳注:肥満で悩む出演者たちが2つのチームに別れ、期間内にどれだけやせられるか競うドキュメンタリー番組。一番痩せた人には2千万の賞金。超スパルタの運動で出演者を追い込みます。)

出演者に対するあまりにも厳しい追い込みに対して不快感をしめす視聴者はいるものの、肥満の人々に人生を取り戻す勇気を与えることも事実である。

しかし、この番組で一番フラストレーションがたまるのは -少なくとも僕は- 運動をあまりにも強調しすぎるところだ。なぜなら、もし健康的に体重を減らそうとかんがえるのならば、あまり食べ過ぎない事こそが重要だからだ。

こういうことを考えてみて欲しい:もし太っている男性が普段より1,000カロリーを消費しようと運動をする。しかし、運動で消費するカロリーというものはたかが知れていて、多くの人が思っているほど消費はされない。30分のジョギングかスイミングをしたとしたら、350カロリーの消費だ。太っている人もそうでない人も、毎日毎日30分の激しい運動を続けることは厳しい。やるとしても週数回程度だろう。

一方で、同じカロリーをジュースを2本我慢することで達成できる。

「もっとアクティブになる必要がある」ありとあらゆるメディアが主張していることだ。肥満がこれほどまでに広がったのは、学校で体育の授業が少なくなったからだと考え、適切な体重のコントロールには運動が重要であるという論理は強化される。

ミシェルオバマ主導の「レッツ・ムーブ」プログラムは、肥満や体重増加と戦うための手段として運動に焦点を当てている。

運動には多くの利点があるが、体重をコントロールするために運動に頼るということには問題がある。まず、一般的に言われている「アメリカ人は運動しない」という言葉は真実ではない。2001年から2009年にかけて、十分な運動を日々行っている人の割合は大きくなっている。しかし同時に肥満の割合も増えているのだ。前者は後者を防いでいないことが分かる。

複数の研究によってこの現象は解明されている。2011年の統計分析により、子どもたちの運動量と脂肪の量の関連性が調査された。そしてわかったことは「運動は子供が太るか太らないかを決める要因とはならない」ということである。成人に関しては、こういった調査は困難だが、定期的に運動をする人は、運動をしない人よりもおそらく体重は少ないだろう。エネルギーバランスに関する調査により、エネルギーの総消費量と、工業化や発展の進み具合は比例すると言われているが、こと肥満に関して言えば、運動のレベルと肥満のレベルは関係性がないことがわかっている。

さらに、運動は食欲を増進する。運動をしてカロリーを消費したあと、体が消費したカロリーを補充しろとシグナルを出すのだ。これはリサーチによって確認されている。2012年に行われたシステマティックレビューではトレーニングした後のこの現象がいくつも確認されている。人々は運動して予想より少ないカロリーを消費し、結果としてカロリーの摂取量が増えてしまうのである。

また、代謝の変化からも運動によるダイエット効果は否定される。体重が減るときは、基本的に新陳代謝がダウンするが、多くの人は運動によって、新陳代謝のダウンに対抗できる、むしろアップさせることができると考えている。しかしながら、リサーチによると、運動のありなしにかかわらず、ダイエットによって安静時新陳代謝量は極めて低くなる。ダイエットの初めが楽で、痩せれば痩せるほどきつくなるのはこのせいだ。

運動が全く役にたたないと言うわけではない。多くの研究成果によって、ダイエットに運動を加えることはメリットが大きいということがわかっている。1999年に行われた調査によって、運動によって、ほんのすこしではあるが体重がより減少することがわかっている。

昨年度(2014)の大規模調査によれば、長期間にわたって行われたダイエットプログラムでは、食事制限のみのグループより、食事制限に運動を加えたグループのほうが一年間で2kg余分に体重が減ったことがわかっている。ただし、半年の期間でみると、有意な差は見られなかった。2014年の秋に行われたシステマティックレビューでも同じ結果が出た。食事制限と運動を組み合わせることで、食事制限のみの場合より効果があったものの、大きな差では無かった。

これらすべての調査では、運動による減量への効果は小さいと出ている。多くの人が何とか一日に一時間かそれ以上の時間を見つけて、ジムまでイッテ、運動して、後かたづけしている。しかしヘルシーな食事を料理する時間はないと言っているんだ。運動の時間の半分でもいい、彼らがもしその時間をキッチンで使えば、もっと大きな結果を得られることだろう。

ダイエットのことを、リバウンドするリスクを内包した、強烈な変化だと考える人は多い。一番成功に近いダイエットは、無理なく継続できる方法による、ゆっくりと体重を落とすダイエットだ。食事制限によるダイエットのほうが、運動によるダイエットより楽だといっているわけではない。どちらも大変だ。どちらの方法をとったとしても、食欲と戦う必要はある。しかし、食事制限のほうが、運動よりも効果が高いということを言っているだけだ。

しかし、これはいくら強調してもたりないくらいだが:運動には、ダイエット以前にとてつもない健康増進の効果がある。多くの研究、調査によって、運動が幾つもの病気を防ぐことがわかっている。

ただ、体重を減らすという観点から見た場合は、運動は必要がない。残念なことに、食べ物を減らすより運動することのほうが「頑張った感」がある。

これは友人が私に言ったことだが、「ザ・ビッゲスト・ルーザー」で、食事の量をいつもより減らしたというシーンを見せられたとしたら、それはダイエット番組として成立しないんじゃないか、とのことだ。

海外の反応

logo-reddit-icone-9224-48完全に同意。私たちはいつだって、体の中に入るものを意識しなきゃならないんだ。病気になったり、天気が悪かったり、疲れちゃったり、いくつもの理由でジムにいけないことがある。でも台所には毎日行けるんだ。もし私たちが台所で食事をコントロールできたら、運命をコントロールできるんだ。

logo-reddit-icone-9224-48たしかに体重を減らすのに運動があまり役に立たないというのはみとめる。でも健康のためにはとてもいいよね。体と心の健康どちらにもいい。


http://www.reddit.com/r/loseit/comments/39xydc/nytimes_article_to_lose_weight_eating_less_is_far/

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コメント

  1. 匿名 より:

    痩せるためには食べないことは重要だけど、ただ食べないだけでは筋肉も痩せて、その結果リバウンドしやすくなるし、最悪の場合は拒食症などの病気になることもある。運動も大事だよ。筋肉つけると空腹を我慢する必要もなくなる。ボディービルダーなんか、筋肉を維持するために無理して食ってるくらいなんだから。

  2. 匿名 より:

    両方適度にやればいい話だな 

  3. 匿名 より:

    酸素や栄養を筋肉の細部にまで届ける毛細血管を造る為に最低限のウォーキングやジョギングは必要

    筋肉は燃焼工場だから

    そして糖を消費したいならひたすら頭を使え

  4. 匿名 より:

    まさかニューヨーク・タイムズがまともな事を言い出すとか

    世界大戦の前兆かw